シド・ミード没後一周年追悼企画
配信トークライブ開催!

~未来の若きクリエイターへ贈る~
「巨匠たちが語るシド・ミードの世界と魅力」

人類の未来を創造する稀代の天才シド・ミード、没後一周年の追悼企画!
シド・ミード氏に所縁のある
豪華ゲストが織りなす、
ロボット・SF・デザインなど
縦横無尽の未来トーク。
そこで語られる貴重なエピソードは、
これからを担う次世代へのバトンであり
エールになることでしょう。
そんな充実した濃厚な時間を生配信(アーカイブあり)でお届けします。

イベント詳細

開催日
2020年12月18日(金)
ご視聴くださいました皆様、本当にありがとうございました。
時間
第1部:16:00 ~ 18:00
第2部:18:30 ~ 20:30
出演
第1部:大友 克洋、加藤 直之、樋口 真嗣、渡辺 繁
清水 節(モデレーター)
第2部:出渕 裕、河森 正治、宮武 一貴
植田 益朗(モデレーター) ※敬称略・五十音順
会場
Mixalive TOKYO
実施形態
配信トークライブ
(会場は無観客となります。)
内容

第1部

  1. SFに新たな世界観を作り上げたシド・ミード氏が想像した様々な未来の世界。創作の舞台裏なども紹介しながら、日本が誇るクリエイターが集結しそれぞれの思いや作品について語る一期一会の配信トークライブを展開。
    未来を担うクリエイターはもちろん、全ての人に贈るスペシャルイベント!
  2. 第2部

    1. シド・ミード氏がデザインした未来の車をはじめとするコンセプトデザインや世界観の数々。実用性、動くためのデザインなど様々な視点から、革新的なメカを生み出した日本屈指のデザイナーはいったい何を語るのか?
      他では絶対聞けない、未来をデザインする貴重な配信トークライブを展開!
チケット料金
第1部:2,000円
第2部:2,000円
通しチケット(第1部・第2部):3,500円
チケットの販売は終了致しました。
アーカイブ
視聴期間
12月21日(月)12:00 ~ 12月30日(水)23:59
※ライブ配信後に再配信処理を行いますので、
アーカイブは12/21(月)12:00からご覧いただけます。

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、本イベントにつきまして中止・延期・内容の変更をさせていただく場合がございます。

イベント当日
記念写真

左から、清水 節,河森 正治,出渕 裕,宮武 一貴
渡辺 繁,加藤 直之,大友 克洋,樋口 真嗣,植田 益朗

シド・ミード/
ビジュアル・フューチャリスト

シド・ミード

1933年7月18日、アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。
フォードのカーデザイナーとしてキャリアを出発させるが、1970年にシド・ミード社を設立。
未来志向でリアルなビジョンの数々は、彼を瞬く間に世界的なインダストリアルデザイナーへと押し上げる。その活躍は工業デザインの領域に留まらず、70年代後半から始めた映画美術の仕事でも優れた成果を上げた。
『スター・トレック劇場版』(米79)『トロン』(82)『ブレードランナー』(82)『2010年』(米84)『エイリアン2』(85)など、いまや誰もが知るSF映画の名作を手がけるレジェンドである。
日本とのプロジェクトも数多く家電や自動車、レジャー施設から都市開発まで多彩だが、なかでも『YAMATO2520』(95)や『∀ガンダム』(99)というアニメの二大プロジェクトが印象深い。近年は『ブレードランナー2049』(17)への参加が話題を呼ぶ。
2019年9月に引退を表明後、同年12月30日永眠。(86歳没)

第1部

出演

大友 克洋
© Stephane Beaujean

大友 克洋(おおとも かつひろ)
漫画家・映画監督

1954年生まれ、宮城県出身。1973年8月に『銃声』で漫画家デビュー。1982年『AKIRA』(第8回講談社漫画賞受賞)を連載開始。1983年『童夢』(第4回日本SF大賞受賞)を刊行。新時代の漫画家として人気を博す一方、同年の劇場アニメ『幻魔大戦』(監督:りんたろう)でキャラクターデザインを担当し、映像制作に参加。
1988年に劇場版『AKIRA』のアニメーション監督を自ら務め、1995年『MEMORIES』、2004年『スチームボーイ』、2013年『火要鎮』(『SHORT PEACE』の中の一篇)等を制作。2005年にはフランス政府より芸術文化勲章シュバリエを授与され、2013年には紫綬褒章を受章。2014年にはさらにフランス政府より芸術文化勲章オフィシェを授与されたほか、受賞作品も多数。

加藤 直之

加藤 直之(かとう なおゆき)
SF画家・イラストレーター

1952年生まれ、浜松市出身。1974年に「S-Fマガジン」2月号(早川書房)で商業誌デビュー。同年「スタジオぬえ」を仲間と設立。早川SFコンテスト・アート部門入賞をきっかけに、小説の表紙や挿絵を中心に活躍。主な作品に「銀河英雄伝説」シリーズ、「グイン・サーガ」シリーズなどがある。
映像制作では『宇宙戦艦ヤマト』やアニメ化された『銀河英雄伝説』のメカニックデザインを担当。ロバート・A・ハインラインのSF小説「宇宙の戦士」(文庫版)パワードスーツのイラストは、日本のアニメ史に大きな影響を与えた。現在まで日本SF大会・星雲賞アート部門を通算8回受賞。日本SF作家クラブ会員。趣味は読書とサイクリング。最近はプラネタリウムのドームに投影する天井画をクラウドファンディングで仕上げた。

樋口 真嗣

樋口 真嗣(ひぐち しんじ)
監督・特技監督

1965年生まれ、東京都出身。1984年版『ゴジラ』の特殊造形助手として映画界入り。自主制作集団DAICON FILM『八岐之大蛇の逆襲』の特撮で注目され、庵野秀明らと共にガイナックスに参加し、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の演出スタッフに。『ふしぎの海のナディア』の監督・絵コンテ、『新世紀エヴァンゲリオン』の脚本・絵コンテなどを担当。「平成ガメラ三部作」の特技監督として脚光を浴び、『さくや妖怪伝』『修羅雪姫』『ピストルオペラ』などの特技監督を経て、『ミニモニ。THE ムービー お菓子な大冒険!』で劇場用映画監督デビュー。
『ローレライ』『日本沈没』『隠し砦の三悪人THE LAST PRINCESS』『のぼうの城』『巨神兵東京に現わる』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズなどを手掛けた後、『シン・ゴジラ』で日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞。副理事長を務める、資料の収集保存を通して特撮文化の顕彰を行うNPO法人「ATAC」の活動の一環として、円谷英二監督の生誕地に「須賀川特撮アーカイブセンター」を開館。『シン・ウルトラマン』を2021年夏公開予定。

渡辺 繁

渡辺 繁(わたなべ しげる)
プロデューサー

1957年生まれ、福島県出身。バンダイグループ入社、ポピーの経理、男児玩具開発を経てビデオレーベル「EMOTION」を立ち上げる。世界初のOVA『ダロス』担当。以降『王立宇宙軍 オネアミスの翼』『紅い眼鏡』『八岐大蛇之逆襲』『AKIRA』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『ケルベロス 地獄の番犬』『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『ウルトラマンパワード』『仮面ライダーZO』『アヴァロン』『HANA–BI』『メトロポリス』『人狼 JIN-ROH』『クジラの跳躍』『WXIII 機動警察パトレイバー』『ミニパト』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『スチームボーイ』『電脳コイル』などに関わる。また日本初の「ディズニービデオ」セルスルー担当。
元バンダイビジュアル社長、サンライズ非常勤取締役。2011年の東日本大震災を期にバンダイビジュアル退社。現在(株)スカイフォール専務取締役。藤本賞奨励賞、アニメーション神戸功労賞受賞。シド・ミード氏の作品集「クロノログ」「クロノログII」担当。「∀ガンダム」のデザイン依頼。「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」プロデュース。ミード氏とは30年来の知己。

※五十音順・敬称略

モデレーター

清水 節

清水 節(しみず たかし)
映画評論家・クリエイティブディレクター

1962年生まれ、東京都出身。「PREMIERE日本版」「STARLOG日本版」等で編集・執筆。「映画.com」「シネマトゥデイ」「FLIX」等で執筆。ニッポン放送「八木亜希子LOVE&MELODY」等に出演。海外TVシリーズ『GALACTICA/ギャラクティカ』日本上陸を働きかけDVDやイベントを企画制作。
著書に「いつかギラギラする日/角川春樹の映画革命」「新潮新書スター・ウォーズ学」。初期ウルトラシリーズの美術総監督・成田亨の遺稿集「眞実」を編集・執筆。『ULTRAMAN ARCHIVES ウルトラマンMovieNEX』に収録されたノンフィクション『ウルトラ・レボリューション1966~巨大ヒーロー降臨 その創造と衝撃~』構成・演出。
WOWOWのドキュメンタリー番組『撮影監督ハリー三村のヒロシマ』企画・構成・取材で国際エミー賞、ギャラクシー賞、日本民間放送連盟賞最優秀賞受賞。

第2部

出演

出渕 裕

出渕 裕(いづぶち ゆたか)
監督・メカニックデザイナー

1958年生まれ、東京都出身。1978年に『闘将ダイモス』のゲストメカデザインでデビュー。以降『聖戦士ダンバイン』『機甲界ガリアン 鉄の紋章』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』『機動警察パトレイバー』『ガサラキ』、『超電子バイオマン』『仮面ライダー THE FIRST』など多数のアニメ、特撮作品でメカニックデザインを手がける。2002年に『ラーゼフォン』で監督デビュー。2012年に『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた。
多才なマルチクリエイターでもあり、水野良のファンタジー小説「ロードス島戦記」では挿画を担当、エルフ耳のイメージを定着させたことで知られる。

河森 正治

河森 正治(かわもり しょうじ)
ビジョンクリエーター/2025年大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー

慶応義塾大学在学中に原作者の一人として携わったTVアニメ『超時空要塞マクロス』。そこに登場する三段変形メカ、「バルキリー」のデザインも担当。劇場作品『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』では23歳の若さで監督に抜擢される。
代表作は『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズ(原作・監督・メカデザイン)、宮沢賢治の半自伝的アニメーション『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作・監督)、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』、ソニー “AIBO”ERS-220、日産デュアリス「パワード・スーツ デュアリス」、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』『交響詩篇エウレカセブン』『アーマードコア』『デモンエクスマキナ』(メカデザイン)など。

宮武 一貴

宮武 一貴(みやたけ かづたか)
イラストレーター・メカニックデザイナー

1949年生まれ、横須賀市出身。SFアート企画会社「スタジオぬえ」を松崎健一、高千穂遙、加藤直之と共に創設した。日本のメカニックデザイン職を確立した草分けのひとり。
マジンガーZ、サイクロン号、コンバトラーV等、透視図解の第一人者。『超時空要塞マクロス』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』のアルカディア号等の宇宙戦艦、『交響詩篇エウレカセブン』の1万mストラトタワー、SF映画『さよならジュピター』の各種宇宙船と『聖戦士ダンバイン』のオーラバトラーまで、ロボットや巨大構造物、さらに天体規模の世界観まで創造するコンセプトデザイナー。

※五十音順・敬称略

モデレーター

植田 益朗

植田 益朗(うえだ ますお)
プロデューサー

1955年生まれ、東京都出身。1979年に日本サンライズ(現サンライズ)入社。『機動戦士ガンダム』の制作進行を経て、劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』が初プロデュース。以後『銀河漂流バイファム』『シティーハンター』『∀ガンダム』など、数々の名作・ヒット作を手がける。「機動戦士ガンダム生誕20周年記念プロジェクト」完遂後、2000年にサンライズを退社。フリープロデューサーとして『犬夜叉』の制作に携わる。
アニプレックス立ち上げ時に制作統括として参画。その後A-1 Pictures社長、アニプレックス社長・会長を歴任。現在(株)スカイフォール代表取締役。「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」では初めての展覧会事業ながら実行委員長を務めて奔走。

※出演者は予告なく変更になる場合がございますので予めご了承ください。

イベントに関するお問い合わせ:
sydmead-info@mixalive.tokyo
主催:
シド・ミード トークライブ実行委員会
協力:
Syd Mead, Inc.